
児童相談所の皆さまへ
東海自立援助グループは、児相様の“戦略的パートナー”を目指します
児童相談所の皆さまへ。
受託件数の増加、複雑なケース対応、アフターフォローまで手が回らないというお悩みをよくお聞きします。
私たち東海自立援助グループは、ただの「委託先」ではなく、児相の皆さまの業務を共に担う「戦略的パートナー」として、安心して任せていただける体制を整えています。
以下に、当グループの支援方針と連携の流れをご紹介いたします。
① 自立援助ホームとは?
自立援助ホームは、家庭の機能を喪失した15歳以上の若者が、社会の中で自立して生きていくための"訓練施設"です。
当グループでは、“自分の人生を自分で選べる力”を育むことを目的に、次の3つのステップを重視した支援を行っています:
東海自立援助グループが重視する「自立のステップ」
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生活習慣の安定
└ 睡眠・食事・掃除・洗濯などの基本行動を自ら管理できること -
行動と感情のコントロール
└ 衝動や気分に流されず、自分で行動を選べる力(選択理論に基づく) -
貯金・金銭管理の徹底
└ 月々の収支を把握し、目的をもってお金を貯め、使い方をコントロールできること
この3ステップを段階的に身につけることで、自己選択・自己決定が可能となり、本質的な意味での自立へとつながります。
② 委託された児童の措置費と生活改善について
児童1名あたりに措置される費用(措置費+加算等)を活用し、 生活習慣・金銭感覚・行動コントロールを基盤とした改善支援を行います。
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生活のリズム形成(起床・食事・掃除・清潔習慣など)
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金銭記録・予算立て・貯金の習慣
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行動の可視化と目標設定
※個別支援計画は毎月見直し、必要に応じて児相ご担当者へ報告します。
③ 入居前の児童・ご家族への説明
受け入れ前に、本人・保護者に対して丁寧な説明を実施します。
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自立援助ホームの生活内容と目的
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守るべきルールとその意義
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支援内容と卒業のイメージ
本人が納得し合意の上で入居できるよう、説明同席や文書確認も可能です。
④ 入居直後の支援と信頼関係の構築
まずは安全で安心できる環境の中で、生活リズムと信頼関係を築きます。
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スタッフによる丁寧な伴走
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規則正しい生活へのリハビリ
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「できた」体験の積み重ね
夜間の職員常駐体制や週次の状況報告も実施しています。
⑤ 独自カリキュラムによる段階的な自立支援
3年間を想定したステップアップ式のカリキュラムにより、支援の見通しを明確にし、 本人・保護者・担当者が“今どこにいるのか”を把握しやすくしています。
ステップ支援の焦点
第1期生活習慣・信頼構築
第2期就労・金銭管理・コミュニケーション訓練
第3期外部活動・貯金目標・生活計画
第4期住居確保・職場定着・完全自立
⑥ 情報共有と緊急対応体制
児相ご担当者が安心して任せられるよう、以下の体制を整えています:
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緊急連絡時は即時対応(電話/LINE/メール)
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月次報告書と個別支援経過の共有
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ケース会議への参加・資料提供




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